企業が未来に向かって継続・成長していくためには、利益の追求だけでなく、社会的公正や環境への配慮を取り入れ、責任ある行動を実践していくことが求められています。
 こうした考え方のもと、猫のシェルターアリエルの活動を通じて社会貢献に取り組まれている企業様をご紹介いたします。


(順不同、敬称略)


社会貢献活動プログラム「Ariel」©2024 NPO Cat's Shelter Ariel
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企業のみなさまへ

猫の問題に、社会貢献として関わるという選択

猫の保護活動は、一見すると動物福祉の分野にとどまる取り組みに見えるかもしれません。しかし実際には、地域社会の課題と密接に結びついた「社会課題解決型の活動」です。

猫のシェルターアリエルは、小樽という地域で起きている現実に向き合いながら、人と動物が共に暮らせる持続可能な地域づくりを目指して活動しています。


小樽で猫の保護活動が必要とされる背景

北海道・小樽は観光都市として知られる一方で、高齢化や空き家の増加といった地域課題を抱えています。

その影響は、猫の問題にも表れています。

  • 飼い主の高齢化による飼育困難
  • 不妊手術未実施による繁殖の拡大
  • 多頭飼育崩壊の発生
  • 行き場を失った猫の増加

また、漁港や市場などの環境により、外で生きる猫が増えやすい地域特性もあります。

これらが複合的に重なることで、猫の問題は「地域課題のひとつ」として顕在化しています。


都市部との違い(環境と支援構造)

都市部では、

  • 保護団体や支援者の数が多い
  • 企業・個人からの寄付が集まりやすい
  • 保護施設や受け皿が複数存在する

といった基盤が比較的整っています。

一方、小樽のような地方都市では、

  • 活動団体の数が限られている
  • 支援者の母数が少ない
  • 継続的な支援の確保が難しい
  • 猫を受け入れる施設が不足している

といった構造的な課題があります。

つまり、同じ問題があっても「支える力の総量」が大きく異なるのが現状です。


猫の問題が社会にもたらす影響

猫の問題は、単なる動物の問題ではなく、地域社会にさまざまな影響を及ぼします。

  • 衛生環境の悪化(糞尿問題など)
  • 騒音や近隣トラブルの発生
  • 景観への影響(観光地としての価値低下)
  • 多頭飼育崩壊による福祉・行政負担の増加

これらは、地域の暮らしや環境だけでなく、観光・経済活動にも間接的に関わる課題です。


企業が関わる意義

こうした課題に対し、企業が関わることには、明確な社会的価値があります。

1.地域課題の解決への参画

 動物福祉を通じて、環境・福祉・地域共生といった分野に横断的に貢献できます。

2.持続可能な地域づくりへの貢献

 不妊去勢・適正飼養の普及により、将来的な問題の縮小につながります。

3.企業価値の向上

 社会課題に取り組む姿勢は、CSR(企業の社会的責任)の観点からも評価される重要な要素です。

4.地域との関係性強化

 地元団体との連携により、地域社会との信頼関係の構築につながります。


アリエルの取り組み

私たちは、単に猫を保護するだけではなく、問題の「発生」と「拡大」を防ぐため、以下の取り組みを行っています。

  • 保護・医療・譲渡による命の救済
  • 不妊・去勢手術(TNR活動)の推進
  • 飼育困難・飼育放棄への対応
  • 適正飼養の普及啓発(パネル展・地域イベント等)

これらの活動は、目の前の命を守ると同時に、将来の課題を減らすための取り組みでもあります。


企業の皆さまとともに

この活動は、一団体だけで完結できるものではありません。 地域社会全体で支え、持続させていく必要があります。

小樽で起きている課題に対し、企業の皆さまがそれぞれの立場から関わっていただくことは、地域の未来にとって大きな力となります。

それは単なる支援ではなく、「社会課題の解決にともに取り組むパートナー」としての関わりです。


未来に向けて

人と動物が共に安心して暮らせる社会は、一つひとつの取り組みの積み重ねによって形づくられていきます。

小樽から始まるこの活動が、持続可能な地域社会のモデルのひとつとなることを目指して。

企業の皆さまとともに、その一歩を積み重ねていきたいと考えています


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