シェルターの前に捨て猫(動物遺棄・動物虐待は犯罪です)

既にお知らせとブログ記事に掲載した通りですが、今月8日に猫シェルターの玄関前に猫が遺棄されました。犯人が名乗り出ない以上、事情は想像の域を出ないので何も言うことはありませんが、本当に身勝手な事実であることだけは確かです。

ニンゲンの事情はさておき、当事者(当ニャン)の様子をお伝えしなければ。
詳しくはアリエルYoutubeチャンネルのほうをご覧いただければ😸
【怒】悲しい顔をした猫が保護猫シェルター前に遺棄されてました

病院での検査で目の周りに異常があることがわかり、そのせいもあってショボショボ顔ではあるのですが、やはり置き去りの発見直後は不安と恐怖が表情に出ているようです。


可愛がられていたかどうかは知る由もありませんが、独りぼっちで知らない場所に置いたままにされ、知らない人間に囲まれて触られて、必要とはいえ病院での検査とかまた知らない場所へ連れていかれて触られて。猫ちゃんにしてみたらどんな気持ちか、考えただけで胸がつぶれる思いです。

病院での検査の結果、眼球を傷つけないように皮膚の整形手術が必要だったり、去勢がされていなかったり、ほかにもいくつか病院での処置が必要な異常個所がみつかりました。必要なお世話を怠ったりケガや病気の治療をせずに放置することは、動物虐待にあたる犯罪です。
ここに捨てられる以前からも長らくそのような虐待状態にあったことがわかり、本当に言葉がありません。


YouTube動画のなかでも触れられていますが、動物に関わる犯罪を罰する法律はありますが、あくまでも人間を罰することしかできず、残念ながらこの猫ちゃんを直接どうにかすることはできません。なんとも悩ましいところですね。。。この子のためには、しっかりとケアして健康状態を取り戻し、幸せな家族にめぐり会えるようにサポートしてあげるしかありません。

こんな状況に置かれたも関わらず、人間に対して攻撃的になることもなく穏やかな性格が見えるあたり、重ね重ね胸が痛みます。(ここにいる人間はみんな大丈夫だよと、いつか通じてくれると良いなぁ)


長らく放置されてきたと思われる身体的な負担や、ニンゲンに負わされた心の傷が癒えるには時間がかかると思いますが、これからゆっくりとでも回復に向かっていけるよう、アリーの家に関わる全員(と全ニャン😽)で見守っていくことになります。
猫ちゃん、よろしくお願いしますね。