【活動報告】アリエル雪あかりの路2024 &猫譲渡会

2/9(金)〜11(日)の3日間、保護猫シェルター「アリーの家」にて雪あかりの路2024を開催しました。
初日の午後より雪あかりを灯すためのオブジェ制作を開始し、猫たちが物珍しく眺めるなか次々にキャンドル台と猫型を雪の回廊へと設置していきます。たくさんのオブジェを設置し終えた頃にはすっかり夕暮れ、薄暗くなってきたところにいよいよ雪あかりへの点灯です🕯


たくさんの雪あかり🕯がアリーの家のまわりに作られた雪の回廊を照らし、幻想的な光景となりました。ゆらゆらと煌めく不思議な景色に、猫たちは興味津々なようです。


2日目は日中に暖気が流れ込んで雪のオブジェが解け始め、さらに午後から降り出した雪が予想外の大雪となり☃️、夕方から灯した雪あかりも次々に雪で消えてしまうほどに。こうしてこのひと晩で埋もれてしまった雪あかりたちでしたが、3日目は朝からアリエルスタッフ総出で復旧作業💪 前日までよりもさらに雪あかりと雪の猫たちを増やし、最終日の夜を再びたくさんの光で照らすことができました。坂の下のメルヘンロードからは、遠くオルゴール堂の蒸気時計の音色が優しく響き、アリエル雪あかりの路の素敵なフィナーレとなりました。



雪あかりの路イベントと同時に、アリーの家で開催された猫譲渡会、そしてスタッフによる勉強会の様子です。
勉強会は千葉市の行政/有志団体のzoom講演会「動物と暮らす生活困窮者支援について考える」に参加し、当会への相談も多い本テーマについてメンバー間での意見交換、問題の整理、今後に向けての取り組み方など3時間を超える真剣な時間を過ごしました。普段シェルターで保護猫を御世話しながら、それぞれの猫を保護するに至った経緯や問題の本質を確認したり、社会の仕組みをどう変えていけばより良くなるのか… そんな日々の雑談を、じっくりと整理し確認する良い時間となりました。

雪あかりを見ながらの猫譲渡会では、参加者と猫たちのふれあいのなかからトライアルのご希望もあり、今後が楽しみな流れに。猫たちにとっても良い3日間となったようです。